今回はいよいよ7950X3DとRTX4090を組み込む一年くらいは最強守れそうなつよつよPCを最新ケースのLian LiのLANCOOL 216で組んでいこうと思います。
LANCOOL 216は前回軽く外観は紹介したので今回は組み立ての中でいろいろ紹介しながらやっていきます。
とりあえずフロントやサイドのパネル外します。
このケースはフロントに160㎜のRGBファン二基とバックに140㎜ファンが一つ最初からついています。
さらに電源の上側だったりバックパネルの下にグラボの熱を逃がすためのファンをtt付けられたりします。
フロントの大きいファンもいいのですが、僕的にはリアに140㎜がついてるのが魅力ですね。
フロントファンの大きさもそうですし、最近の大きい空冷だったりグラボのコネクタ部分の電源ケーブルの折れ曲がりなんかも考えると、横幅は少しあった方がいいので、そのおかげもあってかリアに140㎜がついてくるのはうれしいですね。
エアフロー的にフロントの吸気が大きいのであればトップで抜くよりリアにまっすぐ抜く方が流れ良いでしょうし、特に今回はトップにCPUクーラーのラジエーター持ってきますので、できるだけ温まってる熱は上でなく後ろに抜けてほしいですからね。
サイドは
もちろん下の3.5インチベイは
外せます。
バックサイドの上部に
ファンとRGBのハブが設置されていてフロントとリアのファンとRGBのケーブルはここに繋がれていて、さらにファン用にもRGB用にも3ポート残ってますから、まだまだファンは増やせる感じです。
ポートごとに細かく回転数コントロールしたいとかだとマザーに直接挿していくしかないですが、でなければこういうのは必須ですから、例えばこれまで使ってきたNZXTやCorsairも専用ハブが必要で、2.5インチベイをつぶしたりとなるので、あらかじめこういうケースに合わせたハブをつけてくれているのはありがたいですし、こういうところがまさに最新のケースという感じですね。
このハブからは
マザーに挿すファンとRGB用のコネクタと電源用のケーブルが出てますが、結局このコネクタは下から持ってきてマザーの最下部にあるヘッダに挿したので、このマザーだからというのもあるかもしれませんが、ケーブルマネジメントもシンプルにできてとてもいいです。
フロントパネルからのケーブルはこの四本。
フロントパネル用のコネクタがあの小さく分かれてるやつじゃないのは素晴らしいです。
そして今どきはもうUSB2.0のケーブルは無いようです。
9号機のCorsairの5000Dも新しいケースなのでそうだったように思います。
ざっとケースを紹介したところで、いよいよ組み込んでいきます。
まずはこないだ用意したマザーボード
このケースはサイズ的にはそこまで大きくなく高さ奥行きも50㎝なく8号機のCorsair500Dと同じくらいで、9号機のCorsair 5000Dや5号機のThermaltake A500よりは一回り二回り小さいのですが、これも今どきのケースという感じで、このケースはそこまでバラバラにできる感じもないですが、中がかなり広くて、このX670Eのマザーを8号機から取り出すときには外さないといけなかったリアのファン、こちらは140㎜にもかかわらず全然外す必要なくかなりすんなり入れることができました。
今回マザーボードは電源上にぎりぎりの場所で入れていますが、このケースはこの左下に見える部分にラジエーターも設置することができるので、その場合マザーボードを3cmほど上側に設置するようにもできるみたいです。
続いてCPUクーラー、今回は
初めてのROG縛りで組もうと思っていたので、先月RYUO IIIというこれの後継的なモデルが出たのでもう前モデルになってしまいましたが、ASUS ROGのLC II 360。
これはずっと昔から狙っていて、でも結構高かったので手を出さずにいたのですが、モデルチェンジなのもあってかちょっと下がり気味で、この時最安だったパソコン工房がアマゾンにも出していて、ちょうどポイントもたまっていたのでポチリました。
RYUO IIIが43000円超える初値で、もちろん最新のasetekの第8世代ポンプが使われているということで2℃下がるという話ですが、それで倍払うはないでしょ。
と水冷ヘッドのデザインが圧倒的にLCの方が好きなので、迷うことなくでした。
にしてもASUSなのかROGなのか、大きめの袋には必ずロゴ入り袋が使われていて、これが高い原因の一つでしょとブランド商売に憤りながらも、結局嵌っちゃってるショボショボ人間です。
モデルチェンジあるくらいですからちょっと古いモデルですが、LGA1700のリテンションキットはもう同梱されていますが、AM5用は去年の10月で、このLCももう製造終了でしょうからリテンションキットの無償配布という形での対応でした。
これはアユートの正規品なのですが、リテンションキットの申し込みがASUS JAPAN直接の対応で、それが中国人っぽい女性で、こちらの滑舌次第ではちゃんと伝わってないのではと心配したのですが、土曜電話申し込みでしたが火曜朝一で日通航空配達で届きまして、どっから来たの?と思いながらも無事手に入れることができました。
ここで、リテンションキットがなかったので、前回マザーをケースに組み込まなかったのですが、それ忘れてて先にケースにマザーを取り付けてしまいました。
ただこのLCはasetekの第7世代のOEMなのでNZXTのX73なんかと取り付けは一緒で、AMDのソケット用はバックパネル変えたりとかなく、表のリテールクーラーをひっかける部分を取るだけで替えれるので、ほっと一安心。
ということでリテンションキットも取り付け。
元々のグリスは拭き取って
マスキングテープがどこに行ったか分からなかったので、付箋使っちゃって厚さ気になりますが、今回はちょっと長く使いそうなのでうんこ盛りじゃなくちゃんと広げて
と言いながらちょっとムラってる気がしますが、このまま簡易水冷取り付け。
でもトップへのラジエーター取り付け含め、写真撮り忘れてました。
ラジエーターのファンにRGBがついてるとケーブルがごちゃごちゃになるので、そこに気を取られてた感じ。
Lian LiがUNI Fanというデイジーチェーンで繋げるファンを出していて、THermaltakeもそういうファンを発表してますが、中々にお高いのと、今回は同じLian Liでもフロントのファンは光らせ方違いますし、まあいらんなと。
O11やH9の見せ魅せケースなんかでファン付けまくる人はいいでしょうけどね。
続いて配線。
今回は結局4090にしたので、だとGPU用8ピンを4本合体させるのは嫌なので、12VHPWRコネクタがついた電源ということで
9号機の4090にも使ったFSPのATX3.0準拠電源。
9号機はプラチナ認証のHydro PTMですが、今回の7950X3Dは13900Kに対してはかなり消費電力少なめなので、ゴールドでいいでしょと、こちらHydro G。
こちらにした理由は実はもう一つ、PTMの方は全長が190㎜あって、今回のマザーだとUSB3.0のヘッダがマザー下部にあって、そことちょっと干渉吟味になるんですよね。
このGの方は150㎜の標準サイズというか1000Wでは短い部類なので、、その辺の取り回しがしやすいというのもこちらを選んだ一つです。
今回使うケーブルは
主電源24ピン、グラボ用12VHPWR、CPU8pinx2、このROG CROSSHAIR X670E HEROはtype-cコネクタをPD仕様にできるのですが、それに6pinが必要なのでPCIe用6+2pin一本、SATA用一本です。
これが12VHPWR使わないとPCIe用6+2pinが四本必要にあってくるわけで、PSUの裏やばいことになりますからね、4090使うなら12VHPWR電源必須だと思います。
最近は手に入りやすくなってますし、種類も増えましたからね。
電源ケーブルも繋いで
ほかのファンやらフロントパネル用やらのケーブルもどんどん繋いでいきますが、先ほど書いたUSB3.0、このマザーのヘッダの位置がそんなとこにあるからか
こういうL字コネクタがついているので、9号機に一度組み込んだ時は電源の長さのせいで使えなかったのですが、
今回はこう言った感じ使ってみたいと思います。
これまだ電源入ってませんが、場所としては全然余裕あります。
ただこの位置は相当めんどくさいうえにUSB3.0のケーブルが複数なうえに硬いので、これまで何回かマザーの入れ替えしてるなか、ヘッダにも負担かかってそうで、ちゃんと問題なく使えるのか気になります。
他諸々の配線もして、とりあえず内蔵GPUがあるので、ここで起動確認しておくことに
色々問題が
フロントの下のファンが光ってないのは、ファンは回ってるのでまあいいとして、リアのファンが回ってない。
簡易水冷のファンは
光も回りもしてる。
この後画面来ないのでエラー見てみると「d6」というエラーコード。
出力に問題があるみたい。
これ、最初に7950Xの時にもマザーのHDMIで出力がなくて、バタバタしまくって結局RTX4090 SUPRIMも本体に問題なかったのに一回修理に出す羽目になったパターンかなということで、出力をDPで出すことに。
インテルマザーにはHDMI、DP両方の端子がついていますが、AMDのマザーはHDMIしかついていないので、グラボ繋ぐしかない。
ということで
実はROGのグラボは初めてですが、ROG STRIX RTX4090 OCです。
キカイダー01だの言われてますが、まあ相変わらず4090は大きくて重い。
実はこのケース
マザーを固定するときの穴を使ってグラボステーを取り付けることができるみたいなのですが、最近のマザー、このバーの上側のマザーのセンターのところ、SSDのヒートシンクのせいとかで使えなくなってるんですよね。
なのでもちろんこのステーも使えないので
結局グラボに付属のこの小さいステーを使うことにします。
ということで組み込み終わり
なんか黒々してますね。
リアのファンとフロントファンのRGB、他の排s年の時に外れてしまっていたっぽいので、繋ぎ直して
今度はちゃんとファンも回って光ってますが、まだ画面が来ない
同じようにd6のエラーコード。
ただ4090取り付けるときに、なんかPCIeレーンへの刺さりがなんかおかしかったんですよね。
カチッと言わないで、刺さりきってない感じだった。
ただマザーの後ろから押すこともできずに何とか押し込んでたら、カチッといった感じがしたので、もう一回起動確認
やっと画面きました。
コネクタ燃える事件もありましたから
ここも確認。
ただここもものすごく硬いし、これでいいのか分かりにくい。
さらにサイドパネル閉めると、このケーブルはもっと曲がらないといけなくなるので、その負荷も気になるところ。
無事Biosにも入って一度メモリのOCもして
biosが最新の0922、メモリもちゃんと5600MHz 64GBになってます。
メモリもAM5になったとき苦労しましたが、今回はすんなり。
今回は久しぶりに
windowsパッケージ版。
この後windowsインストールして、必須の最新チップセットドライバやNVIDIAのグラフィックドライバなどをインストールして、そこまでで力尽きました。
新しい設計のケースのなので、とても組みやすいのですが、ちょっと他の用事で組み始めが遅かったのでここまでという感じです。
まだバックサイドは
この後このケーブル整理もありますが、このケースの特徴であるケースファンの追加をまだしたいと思っていて、またグラボ外したりしないといけないので、そうなると記事の長さもやばいことになるりますし、一区切りついたところで今回は終わりにしたいと思います。
といったところで11号機ちゃんと動くところまでは持ってこれました。
この7950X3Dは設定も色々確認していかないといけないので、ちゃんと性能引き出すにはこれからですけどね。
とりあえず次回はそのファン追加とケーブル整理して、ちゃんとパネル嵌め蓋した後、ちょっとしたベンチやりつつ、せっかくなんで9号機13900K+RTX4090の比較やってみたいと思います。
次回もよろしくお願いします。