もはや7950Xでは組めなくなりそうな zen4で組む8号機 part6

  RTX4090が一応初期不良扱いということで修理に出しましたので、この8号機にはRTX3090Tiを戻して起動してみると、やっぱり挙動がおかしいわけです。
 DDUを使ってグラフィックドライバのアンインストールもしてますが、相変わらず起動時にグラボから出力していると画面が来ません。

 なので一旦SSDも初期化して、電池外してcmos クリアもしてみることに。


電池外してます。

 しばらく放置して、電池戻して今度は初期化

 そして再度起動しますが、やはり症状は変わらない。

 マザーからの映像出力だとwindowsが立ち上がるので、そのままグラボの出力に差し替えるとちゃんと表示されたりはするのですが、それも前と同じ症状のままです。

 試しにマイクラも立ち上げてみますが


やはりopen GLのエラーとかで立ち上がらない。

 となると今回の問題はグラボの問題ではなく他の問題ではないかと

マザーもメモリもCPUも新しくなってるわけで、前の使いまわしができない分何が悪いのかわからない。

 ということで前回最後の方にも書きましたが、検証用としてマザーを一台買うことに。

 だとそのマザー遊ばせておくのももったいないし、CPUに問題がある可能性もあるので、ついでに7600Xも買っておくことにしました。

 ということで、今回のマザーはB650 から選ぶ中、ASUSの全然在庫無くてどこも売ってないので、ちょっとAsRockのPGなんかも考えましたが、やはりmsiにしておこうというのと、carbonも考えましたがB650でも6万するのでやめておいて、と言って最安のproはチープなんですがでも3万強ということで、だったらZ690マザーでも使っているtomahawk4万にしとこうということで

取り出して


言うてproとそんなに値段も変わらないので、それなりにチープです。

 で、何がチープって


付属品がSATA一本、wifiアンテナ、m.2取付用の来るっと回すヤツ二個だけで、さらにマニュアルが

ちょっと上下逆ってますが、こんな紙切れ一枚です。

 マザーのマニュアルが紙切れ一枚なのも初めて見ましたが、これくらい切り詰めないとこの値段にならないというのも大変ですね。
 もちろん日本語なんかないです。

折角組みあがっていた


8号機ですが


電源も外し、といってもこれは別の理由ですが


X670Eマザーも箱に戻しました。

 その前にtomahawkと比較

やはり高級な方が剝き出し部分が少ないのと電源回路周りが全然豪勢で、ヒートシンクが全般的に大きいですよね。

 CPU直結のSSDスロットのヒートシンク

全然厚さが違います。

 このB650にはX670で使っていたSSDをそのまま持ってきて


X670の方には弐号機からCFDの速いやつを。

 ただこのX670のヒートシンク側についていたサーマルパッドがちょっとヘタって一部破れていて、SSD本体のシールもちょっと熱にやられてる感じで気になります。

で、この8号機はこのままこのB650とRTX3090Tiで最終的に行こうと思ったので、電源もsuper flowerの1000Wから12VHPWRが付いてるsilver stoneの850Wに替えておきます。

でCPUは


今回zen4の最下位グレードRyzen 5 7600Xを。

 で検証用も兼ねているのでメモリも安く買ってあったcrucialの定格4800MHzメモリを。

 という感じで、今zen4で組むほぼほぼ最安構成にします。

 これでもメモリ16GHzx2にすると11万になっちゃいます。
AM5がしばらく使えるはずなので、今後のことも考えると高いは高いですが、まだあアリかなと。

 この7600Xはゲーム性能強いですから、これにRX6700XTとかを組み合わせて、何とか20万強でFHDだと結構つよつよマシン組む、というのもありだと思います。

 マザーに取り付けて


検証なんでメモリ1枚挿しにしようと思ったのですが、なんかいけそうだったのでこの後起動前に二枚挿ししてます。


今回も真ん中米粒盛り。
これでちゃんと広がってますし、この量だと横からはみ出るというのもほぼ無いので、グリスはこんな感じでいいんじゃないでしょうか。


SSDヒートシンクも背が低いので、今回は簡単に水冷ヘッドも取り付けられます。


電源やらも繋いで


何処に焦点合ってるのかぼやけちゃってますが、RTTX3090Tiも組み込んで、起動


手前のHDMIのケーブルの出てる位置から判断できると思いますが、かなりすんなりグラボ出力でwindowsまで立ち上がりました。

ROGのX670Eは最初の起動からなんかかなり四苦八苦したので、これだけでもうこれからはmsi一択かなという気になってしまいました。

 ASUSはなんか全然情報が出てこないんですよね。
に対してmsiは清水さんがアドバイザーになったのもあって露出も大いし解説も多いわけで、bios画面の説明もあるわけで、やりやすいし安心感もあるんですよね。

 

 すんなり立ち上がったのでタスクマネージャ

16コア32スレッドと比べると相当おとなしいグラフです。

 とりあえずcinebench回しときました。
一回だけ回しが


10分回しが


もう誤差くらいしか変わりませんが、一回回しではこの7600Xだとマルチでも95度行かないのですが、10分回しは


すぐに95度というわけではないですが、360mm水冷でも二分もたてば95度キープって感じです。

 今回は普通の自作デスクトップでは初のFF15ベンチも回してみました
RTX3090Tiなので4K高品質だけですが

非常に快適には届かずですね。
こんなもんなんでしょうか。

 と、ここまでが届いた日の作業です。
そして次の日、と言って今日ですが、せっかくの7600Xなので、色々試してみます。

 まずはRyzen masterでecoモードにしてcinebench回してみます。
一回回し

10分回し

もう下がってるのか何なのかわかりませんね。
ecoモードだと温度も全然上がりませんし、これだとそもそもデフォルトで使う意味すらない感じですね。

 続いてRyzen masterでcurve optimizer使ってみます。
どうもこれがX670でのグダグダにつながってるような気もするのですが、とりあえず7600Xで。 
一回回し

10分回し

シングルはずっと変わりませんがマルチは結構上がりましたね。

 7950Xはcurve optimizerオンの時は10分回らなかったのですが、7600Xでは普通に回り切りましたね。

 一応マイクラも立ち上げてみました

今度は無事起動しましたね。

  いよいよROGのマザーの問題が強くなってきました。

といってもまだCPUの可能性もあるわけで、そのために7600Xも買って検証しましたので、今度はこれに7950X載せます。

 

 またCPUクーラーを外して


さっきのグリスの広がりはこんな感じで、まだちょっと多いかなという感じなので

7950Xに載せ替えて、もう少しグリス減らします。
写真撮ったつもりでしたが無かったです。

 で、起動するとこっちもすんなりwindowsまで起動しました。
なのでとりあえずこのマザーでcinebench
一回回し


10分回し

X670Eに載せた時は最初36000台で後で37000台真ん中まで行ってましたがなんかそれよりだいぶ出てますね。

 ただデフォルトだと


一瞬で95度張りつきです。

 続いてecoモード
一回回しだけです。

これはX670Eの時とほぼ変わりませんね。
シングルは変わりませんし、普段はこれで十分な感じです。

 そして、7600Xでは無事10分も完走できたので、このマザーでもcurve opitimizerにチャレンジしようと適正化診断かけて、再起動したときにやはり悲劇が起きてしまいました。

 まず起動しない。

何回かやると

表示がバグってる。

しまいに

ブルスクはもちろん、見たこと無いレッドスクとでもいうのか映像出力やられてしまったのかと思うような画面。

 もう二度とRyzen masterでcurve opyimizerは使わんと強く心に決めながら、これでまたマザーおかしくなったらどうしようと思いながら、また初期化かけたりしてると

何とかbiosは立ち上がりそうなので、必死でdelite押して

なんとかbiosに入ることに成功。

 ここでbiosのPBOのcurve opitimizerがどうなってるか確認

でPBO自体Autoになっていたのを無効に。

 もう一度再起動してbios

で、biosから出ると無事windowsが立ち上がりました。

 ただ、7600Xの時もそうだったのですが、グラボからの出力にしてると画面来ないことがあって、X670Eの時はそれをマザーのHDMIポートに差し替えても画面来ないのですが、このマザーだとそのままマザー側に差し替えるとwindowsが立ち上がっていて、それをまたグラボ側に戻しても大丈夫という感じで、ちょっと症状は違うのですが、なんかおかしい。
 ただ、それは映像出力の優先順位がAutoになっていてマザーから先ず出力されるみたいになってるかもしれないので、それはまた次回確認しておきます。

 

 とにかく今回は一応普通にwindowsが立ち上がるところまでは戻れたので、またエラーで立ち上がらなかったら困るので、マイクラも立ち上げてみました。

無事立ち上がりました。
右側の表示で7950Xが確認できると思います。

 また一日あけてどうなるかわかりませんが、とりあえずは使える状態に戻ったかなということで、いよいよX670Eマザーの問題が強まってまいりました。

 ので次回はもう一度X670Eマザーで、まずは7600Xから検証したいと思いますが、今回のコルセアの500Dというケースの8号機はもうこのままB650マザーで行くことにして、もう一つ買ってある5000Dで9号機を組んで検証していきたいと思います。

 ケース二つ買ってありましたが、片一方はインテル構成なりでもう少し先で組もうと思っていたのですが、まさか同時にしかも同じzen4で組むとも思ってませんでした。

 なのでクーラーもKraken X73も買ってありますが、これはAM5用のリテンションキットが必要ということで、無料配布の申し込みはしましたがそんなすぐには来ないでしょうし、こういう検証みたいなことばっかしてると簡易水冷は結構大変なので空冷クーラーがいいのですが、空冷は壱号機で虎徹mark2使って以来買ってもないんですよね。

 なので、今回は最近評判のdeepcoolのAK400をちょうどAmazonで値引きプラス値引きクーポンもあったので買っておきました。

 正直こんな大変になるならベンチ台も持っておいて、まずはちゃんと動作確認してからケースに組み込むってのをした方がいいかもと思う今日この頃です。

 

 今回のマザーはAmazonで買ってるのですが、返品期限が10月末まであるので、ほんとに初期不良だったらそのまま返品にしてmsiのX670EのACEかCARBONに替えようかなとも思います。
5000DはE-ATX対応なのでACEも大丈夫なので。

 ほんとにASUSは情報が少なすぎるので。

 

これまでzen2から自作始めて、沼にハマってzen2、zen3と無駄に何種類もCPU増やしていたので、今回はもう最上位で組んでそれだけにして、マザーも良いのを長く使おうと思ってた矢先こんな感じで、なかなか思い通りにはいきませんね。

 

といった感じで今回はこの辺で。

次回はとりあえず9号機ということで、ROG CROSSHAIR X670E HEROは果たして問題ないのか?

をやりたいと思います。

 次回もよろしくお願いします。