NZXT H6 で組む12号機 組み立て編

 ということで、組み立て編でございます。

 まずはケースファンの取り付け

このH6はボトムに140mmが取り付けられるので、ケースと簡易水冷に合わせたNZXTの新しいFというシリーズの羽根の光るファンを。

 

 最近のはどのメーカーもそうなのですが、ライティングのコントロールを考えると、簡易水冷も含めて、ファンやケースを同じメーカーで揃えないとコントロールソフトがダブって不具合の原因になりがちなので、綺麗に組むならまとめるしかない。

 今回のNZXTやcorsair、LianLiなんかの囲い込み商法ってのが、色々物議を醸しだしますよね。

 商売ってのはそういうモノなので仕方ないですけどね。

 

 で、これだけ光らせるものがあるとハブみたいなものが絶対に必要になってくるわけで、なのでRGBコントローラーのついたこのセットを買ったわけですね。

 このコントローラーは三つ繋げますので、これで今回追加したボトムの140mmx2とバックの120mm一個のRGBをまとめる形です。

 とりあえずファンを取り付けます。


もちろんこの新しいHシリーズケース用のファンなのでぴったりです。

 でこれ取り付けるときに気付いたのですが、ねじ穴にちゃんとゴムのブッシュがついていて


これはケースの底面ですが、ここにもちゃんとブッシュがついてました。
 

これは元からケースについてる斜め側面のファンなのですが、ファンの軸がいるので支え棒というかそういうのがついてるのですが、基本排気側についてるわけですね。

 大概底面と側面から吸って、後方と上面で排気という形にすると思うのですが、するとその排気側の支え棒が見える。

 前のファンは外側のリングが光っていて、しかも吸気側だけだったのでこの側面も底面も反対側だけ光るという意味なし田尾ぴだったのですが、それの改善もあって羽根を光るようにしたというところだと思うのですが、もう少し排気側のデザインを工夫して欲しかったというのが正直なところです。

 トップとリアはケース内側が吸気なので、いわゆるファンの表向きが来ますが、普段よく見えるのはサイドとボトムですからね。

 そしてもう一つ、この三連ファンのカラーコントロールは、さっき付いてたようなRGBコントローラーがなくてARGBの3ピンに繋ぐようになってる。

 するとCAMでコントロールできないんですね。

 別売りで6個のRGBがコントロールができるハブがあって、それは今メインの9号機にも使ってる気がしますが、140mmファンについてるシンプルなハブが別売りでないのもちょっと残念です。

 と言って、簡易水冷のファン用にもそのシンプルな方がついているので、三つのハブ使うのもどうなんだという話ですが。

 

 続いて、トップにラジエーターをつける前にマザーボードをつけてしまいたいのですが、水冷ヘッドを取り付ける準備などがあるので

こういうのも入ってまして

取り付けます。
NZXTの水冷ヘッド、AMDの場合は元のガイドを外してバックプレートをいじらずにそのままそこにこのブッシュ?とネジはめるだけで簡単なのがいいです。

 CPUは見ての通り7950Xでございます。
これはもちろん下がってるのですが、7950X3Dの方はそこまで下がってませんね。

 ただ完全ゲームメインなら7800X3Dで全然いいのに、7800X3Dは今や5万切ってますからむっちゃお買い得なんですよね。

 クリエイティブ作業でマルチ性能が欲しいなら7950Xで、完全ゲームメインなら7800X3Dでいいのに、その二つはしっかり下がってて、実はちょっと中途半端な7950X3Dがあんま下がってないってのも面白いところです。

 

 これでマザーボードを取り付けますが、さっきのRGBハブやらでUSB2.0がかなり必要で、しょぼいマザーは一つしかついてなかったりするのですが

今回のマザーはEもついてないB650のしかもTomahowkなのでしょぼめですが、SATAの左にちゃんと二個ついてました。
このマザーは説明書すらついいてない、梱包もしょぼしょぼマザーなのですが、こういうとこはちゃんとしてていいですね。

 とはいうものの結局、サイドの分は無くても二個のRGBハブと簡易水冷のコントロールに一つの計三つ必要で

結局5号機で使っていたNZXTのUSBハブも必要に。

 マザーボードを取り付けて、トップのラジエーター取り付ける前に


CPU電源のケーブルだけ繋いでおきます。

 ラジエーター付くとなかなか厳しいですが、前だとかなりスカスカではめやすいですね。

 こういうのも慣れて経験してるから気付けるんですが、いわゆる手順通りに電源はケーブル含め後で、としてしまうとかなりハマりますよね。

 
 CPUグリス、今回は

清水さんので

最近はずっとうんこ盛りです。


  簡易水冷も取り付けて

既にケーブルまみれ。

 最近はケーブルレスで繋げるファンも増えてきましたが

120mm三連なんか簡易水冷用も含めてよくあるのに、単体売り用と同じものなんでしょうが、ファン用とRGB用、さらに分岐やらでこのサイドの三連ファンだけでケーブルがひどいことになってて、こういうのはさっさと改善してほしいんですけどね。

このケースはフロントパネル用端子がまとまってるタイプで、新しいのは大体そうなのか、全部こうしてほしいですね。

 簡易水冷まで取り付けた段階

後24ピン電源とグラボだけなので、まあすっきりですね。

 NZXTの水冷ヘッドからのケーブルが減ったのと、ケースファンのケーブルも全部マザーに直接挿してるのですが、裏回しで端の端子に入れてるので表は相当すっきりしましたね。

 続いて電源

マザーボード用24ピン以外はSATAも含め全部同じコネクタというというsuper flower独特のコネクターで、どこにはめてもいいというのが利点ですが、今回のデュアルチャンバー系は結構スペースがあるので、ケーブルマネジメントはそれほど苦労しませんから普通のヤツで問題ないですけどね。

 今回はRX7900XTXということで12VHPWRを使わないのでこれを引っ張り出してきましたが、zen5が出た時とかでこの12号機をいじるときは12VHPWRがそのまま繋げる電源に替えるかもですね。

 でもこのケースは、電源替えるの全然楽そうです。

 普通の下にあるやつは、ケーブルをそこに押し込んでるしでかなりめんどくさいんですけどね。

 電源組み込みますが

ファンを外に向けるので、コネクタが上に来るのがちょっと嫌。

 グラボも挿して、まとめる前は

これだけ光らせてハブを繋ぐと、SATA電源もいっぱいいるのですが、四本で済んだので、SATA電源ケーブルは一本で済んだので、結局電源からはそんなにケーブル出てないので、まだマシですね。

 

 表は

まあまあすっきり、スカスカです。

 グラボ用のPCIE電源ケーブル、分岐使うなと言いながら、必ず分岐が付いてるのもうざいですね。

 12VHPWRはそれがなく、しかも一本で済むのもいいですね。

 

 とりあえずこれで起動確認

なんかボトムの右のファン回ってないなと思ったら、グラボステイ落ちてました。

 ひとつ前の写真見てもらうとわかりますが、RX7900XTXのリファレンスは全長があまりないので140mmファンを超えないので、グラボステイがケースに置けなくて、右のファンの軸のところに置いてるんですよね。

 それが動かすときに外れてファンの間に落ちてました。

起動はオッケイです。

 マザー側はいじってないので、まあ問題ないですね。

 ただ久しぶりの起動なのでアップデートやら、NZXTのCAMなんかも入れないといけないので、久しぶりの起動は結局ごちゃごちゃめんどくさいです。

 ちゃんと動いたのでケーブルはまとめてしまいます

が、スペースもあるし、またいじることがあるのでガチガチにはせずゆるゆるとです。
このケースはこれで十分かな。

 今はSSDスロットも多いしHDDホルダー使うこともないので、あれがあるのとないのでは全然違いますから、電源が下にあるタイプでもちゃんとホルダーが外せる奴はケーブルマネジメントは全然楽になりましたね。

 

 ということで完成。


正に中丸見えの見せるケースでございます。

 ただ最近のエアフロー重視のケースは穴開きまくってる、近いとちょっとファンの音うるさいですね。

 でやはりCAMを通らないケースの3連ファンは

勝手な色で光ってくれてます。

 MSIマザーなので、そのコントローラー入れるのもありなのですが、そのためだけにそういうコントロールソフトをダブらせるのも嫌なので、とりあえずはこのままですかね。

 

 これで一応完成なのですが、今回は前回の紹介でも置いてましたが、縦置き用のブラケットを買ってあるので、それを取り付けたいと思いますが、ここまでで思いの外記事が長くなってるので、次回に回そうかなと思います。

 意外と用意してる写真が半分ほど残ってます。

 

 ということで次回は「グラボ縦置きにしてみた」編と少しベンチやら動作見てみて、完成終了とします。

 次回もよろしくお願いします。