新しいMacでnewデスク完成

 Macデスク続きでございます。

 前回マイクラ編で書いた通り新しいMacが届きました。

 

 今回導入したのは


こちら、ってこれは瀬戸弘司さんがいつもネタにする爆弾箱ですが


Mac Studioでございます。

前がMacbook pro 16inchですが、intel Macのしかもi7だったので、さすがにapple siliconも第二世代になりそろそろ買い替えようかなという中、M2 proのMac miniが2月に発売されて、元々はそれを考えていました。

リフォームでちゃんと部屋片づけてからと思っていたので、検討のままだったのですが、6月にMac ProとM2 Mac Studioが発表発売されたので、スペック、CTO内容も見ながらMac miniと比べてみました。

 もちろんM2 Ultraは要らないのでMac Proは最初から検討もしていません。

 今windowsで使っているのが13900Kとか7950X3DなのでCPUがベンチ的にはそこまで強くないのは分かっているのですが、Proの10コアだとスペックだとみてると物足りなくなってしまうのでProでも12コアを選ぶ感じ。

 特にintelは12世代から、AMDのzen4もシングルが飛躍的に伸びましたがapple siliconはM1からあんまり伸びていないので、そこは見劣りしてしまうんですよね。

 Maxも12コアだけなのでここは一緒。

 GPUはそもそもRTTX4090をどちらにも載せているので、そもそも敵うわけはないのですが、僕の設定だとマイクラ4Kだとそこまで余裕ある感じでもない。

 といってMacではもうマイクラやりませんが、それでもちょっと余裕は持っていたい。

 Mac自作PCとは違いSoCですから、最初からチップに組み込まれているので、後からGPUやメモリ、ストレージも載せ替えて性能上げるとかができないので、何でも気持ち余裕持っときたいんですよね。

 何も替えられない分、CPUがいけそうなら簡単に買い替えもしないですしね。
な分、余裕はさらに持っておきたい。

 ということでProでもGPUは19コアの方、というかCPUを12コアにしたらGPUは19コアの方になります。

 メモリはDTMは最低やるというかそれでmacを使うのでプラグインを使うことを考えると最低32GBは要る。
ただProはここまで。
64GBにはできない。

 ストレージは外部のthunderbolt接続の外付けSSDケースとか使えばまだ簡単に容量は増やせますが、macbook proは1TBにカスタマイズしてましたが、ベースで350GBくらい入っていて、ちょっとした動画編集や管理するだけでもすぐに500GBくらい行ってしまう。

 のでできたら最初から2TB載せたい。

Macの怖いのは、このカスタマイズでみるみる値段が上がっていくところです。

 ただ同じスペックでmacbookの16inchにしてみると

もちろんモニターとキーボードとマウスが付いてるわけですが、相当いいお値段。

 と言っても今のwindows、13900Kにしろ7950XにしろRTX4090と組み合わせるとCPUとGPUだけでこの値段。
もちろん性能はかなり上ですが。

 でも、なんかデスクトップMacがお得に見えてしまったんですね。

 今回magic mouseは買いましたがモニターもキーボードも使い回しですしね。


 そこでMac Studioも見てみることに。

 先ずハード面で違うのが、thunderbolt/usbのポートがStudioの方が2個多い。
Ultraはthunderbolt4が増えますが、MaxはUSB type-cが2つ増えます。

 StudioにはSDXCカードスロットが本体にある。

 ethernetポートがStudioは10Gbでminiは標準2.5Gb。

 とそこそこ違います。

 SoCのスペックも増やせる量が違います。


 今後カメラを使った動画編集をする場合、miniならハブが必要になってくるわけですね。

 Thunderbolt4で繋ぐならCalDigitのTS4がほぼ一択。58300円。


 ということで似たようなスペックでStudioの値段見てみます。

 せっかくStudioにするのでメモリは64GBにして、その分ストレージは外付けSSDを利用するとして、この差。
二万無いです。

 GPUはStudioが30コアに対し、miniは19コア。

 
 こうなると比べる必要があるのか、という感じです。

 

 自分がやるのはここまで、と決めてそのスペックでやり切るというのであればminiも選択肢に入れるというか、そのスペックをしっかり吟味して要るもの、他で代用できるものも考えて、もちろん少し小さいというか低いですからスペース的なことも考慮した上で選択するのはもちろんアリなのですが、ある程度やることは決まっていて、それでメモリは欲しい、カメラも導入してSDカードも使うだろう、というので、さらに長い期間使いたいのでスペック的にも余裕持っておきたい、となるとStudio一択のような気がします。

 

 と僕の考えるStudioのベーススペックの値段見てみましたが、スペック欲しいの僕はGPU38コアにして、ストレージも2TBにしてます。

 windowsも最近は全部2TBにしてますが、正直Macの方がストレージもメモリも要るような気がします。

 プラグインがやっぱりいろいろ食う。

 windowsは基本マイクラとブログですから、保存データはそれなりに増えてきてますが、進行中でないものは外に逃せばいいので、シェーダーくらいじゃそんなに要りませんからね。

 


 ということで、やっと開封

内容物は本体と電源ケーブルだけ。


箱は相変わらずなんかカッコイイ。

フロントは

電源のLEDとUSB type-c 2ポート、SDXCカードスロット。

バックは

Thunderbolt4 x4、Ethernet 10Gb、電源ポート、USB type-A x2、HDMI2.1、ヘッドホン端子、電源ボタン。

上は排気用のメッシュでしょうか。

 サイドは左右どちらも何もありません。

 

 ちなみにmacbook proでこのデスクで少しセッティングしてみると

今のmacbook proはポートの数が違いますから、こういう感じにはなりませんが、電源、オーディオインターフェース、外付けSSD(iTunesのデータが入ってます)、外部モニターとLAN用にtype-cのハブ、でポート全部埋まってしまってます。

 デスクトップのminiやStudioは電源、HDMI、LANで専用ポートありますから、比べるとかなり余裕はあるのですが、それでもあるに越したことはないですね。


macbook pro 16inchと比べると

厚さは

初めてみる人にはなんか微妙に大きいと思うかもですが、高さが違うだけで天板はMac miniと同じ大きさで、僕は第二世代のMac miniを使っていたので、こんな感じというのは認識済みでした。

 最近よく出てるミニPCよりはそれなりに大きいのですが、GPUも入ったスペックと考えるとだいぶ小さいかなと。

 まあmaxはノートに入るわけですから当然と言えば当然ですが。

 そう考えるとMac miniにMaxを積んで欲しかったというのもなくはないですが、ポートの問題なんかでStudioになったんでしょうね。

 

 ついでに9号機と比べてみましょう。

 9号機はコルセアの5000Dというミドルタワーとしては大きい方のケースです。

言うてエアフローの事もあってのこのサイズなので中はスカスカですが、でもこの差です。

 上に乗せると

逆にこのスペックでこのサイズでよく冷やせるなといった感じ。

仕様書ではMac Studioとして最大消費電力が連続使用時で370Wとものすごく低いわけでもないのですが、電源内蔵でこのサイズでさらに冷やせるというのは脅威ですね。

 ということでnewデスクに設置します

と言ってもモニターの下に置くだけです。

32インチモニターとのバランスもいいですね。
それなりの存在感はありつつ、全然邪魔にならない。

 

 これはとりあえず繋いで電源入れてちゃんとスピーカーから音出るか、なんかの確認作業をしただけなので、新しいMacに前のデータを移行します。

 Macには以降アシスタントという機能があって、前のMacのデータそのまま持ってこれるので、それをやります。

有線でもWiFiでもできますが、この部屋にWiFi6のルーターがあるので、このまま何もつながず無線で。

7時間とか出てますが、結局2時間もかかってないかな。


 少しある認証作業もしてセットアップも完了です。


 ということで少しベンチも回してみます。

折角なのでwindowsでも回せるベンチということで、cinebench R23とGeekbenchを

 先ずはcinebench

今の11号機だったり9号機だったりのスペックがおかしいので、どうしても見劣りしてしまいますが、Macは基本すべてが専用ですから、汎用性を求められるwindows機と比べたらだめですね。

 ただ、13900Kで40000超えるマルチ、2100超えるシングルというのはやはりやばいですね。

 消費電力考えるとワッパはどっちが上なのかは分かりませんが。

 ただcinebenchのマルチ、intelでもAMDでもファンガンガン回ってうるさいのですがMac Studioさんはそんなのどこ吹く風?といった感じで全然静かで筐体も全然熱くなりません。

 intel Macmacbook pro i7はうるさいし熱いしでやばかったですからね。

そのノート版i7さんの実力は

あまり比べるものないですがzen+の2600XやノーマルM1より少し低いといった感じでしょうか。

 pro 16インチですから、そんなダメダメCPUなわけでもないのですが、というかだからこれを買ったのですが、さすがに今見ると弱いですね。

 普通にボチボチサクサク動くのですが、動画書き出しとか、マイクラもそうですが爆音爆熱です。


 続いてgeekbench。
と言っても初めて使うのでよくわかりません。

 先ずはCPU性能

前任者は

シングルで半分、マルチで4割って感じですね。

 言うてノートでは現行最高スペックですから、ある意味当然と言えば当然。

 これを11号機の7950X3Dと比べてみると

7950X3Dは少し抑えられてるCPUなので、マルチはさすがにコア数の暴力で少し差が付けられてますがシングルはほとんど変わりませんね。

 続いてGPU性能 openCL

このmacbook proは5300MというRadeonのモバイル用のかなり下のGPUなので、さすがにM2 Maxの38コアには相当差をつけられています。

と言いながらのRTX4090、狂ったような数字ですね。

 M2 Maxのスコア、RTX4060のノート版、RTX3060のデスクトップ版位のスコアなのですが、前のMac PRO用のGPURadeon PRO W6800X DUOと同じくらいですからMacとしては悪くないんですけどね。

 というかこのM2 Maxの38コア、M1 Ultraと同じか少し高いみたいで、そこはすごく進歩してるみたいです。

 ただ、そういうのを狙ってないのでしょうが、後でも少し書きますがゲームは全然ダメっぽい。

 

 geekbench GPUおまけ

 

それぞれGPUベンチでOpenCLと選べるVulkanとMetalのスコア。
勉強してないので全然わかってません。

 

 ベンチはこんな感じですが、Macはそういうので使うところでもないので、自分が使いたいもので使うだけですね。

 音楽はもちろん動画編集なんかもMac使いたいですね。

 Macの良いのはソフト関係なく操作性に一貫性があって同じように使えるというのが大きいですからね。

 

 ベンチはこれくらいにして、一応マイクラも立ち上げてみました。

 以前のフォルダが残っていたので、ランチャーだけインストールしなおして、それで立ち上げ

と、ビデオ設定の中のフルスクリーンの解像度を現在の設定という普段の設定のままにしていて、もちろん4Kモニターなのですが、スクショの中の数字小さくて見にくいですが、5120x2880という5K表示ということになってる。

おかしいので、そのフルスクリーンの解像度というところをいじってると普通の4K表示になって

ただfpsが60いかないんですよね。
57程度で安定はしてるのですが行かない。

optifine を入れても

変わらない。

 で、動きがかなりもっさりしていて、歩いたり走ったりする速度も遅い。

 マウスの速度はそもそもMacwindowsほど速く設定できなくて、それはマイクラの中でも設定できて違和感ないくらいにはできるのですが、なんせ60fps近く出てるとは思えないくらいもっさりしている。

 新しいバージョンなので重いのもあるかなと、古いデータが残っていたのでseason3のワールドを立ち上げてみたのですが

これは1.14.4のoptifineですが、だと120fps出たりもするのですが動きのもっさり感は変わらず。

 さすがにちょっとおかしいなということで、一旦マイクラのデータを全部ごみ箱に捨てて、再インストールして新しい状態から始めてみることに。

 今回も最初は5Kで出力されてたのですが、

この設定で4Kで出すと

今度はfpsも120前後出て、動き自体も普通に動けるようになりました。

 apple siliconに代わって前のインテル時代のと違うのか、単純に古いデータがなんかしら壊れてるだけなのか分かりませんが、とりあえず新しく始めるには問題ない感じです。

 ある意味当たり前っちゃ当たり前なのですが、新しいハード入れるとなんか色々ありますね。

 Mac内の昔のデータもある程度きれいにしたいのですが、入ってるソフトも多いですし、使っていくうちにという感じでしょうか。

 一回初期化して全部入れなおした方がいいのかもしれませんけどね。

 この入れなおしたマイクラですが、フルスクリーンの設定を現在の設定にというモニター依存にすると

なぜかWQHD表示になってしまうんですよね。

 前にも書いたMacDellモニターの相性問題が、こういうことかもしれませんね。

 

 とりあえずもうMacでマイクラはやりませんので、これは削除ということで、とりあえずのセットアップは完了です。

 

 これからは、とりあえずDAW使って自身の演奏を録って、演奏面でのリハビリをしていきながら、そこから色々やってみようと思ってます。

 昔から音は録っても映像はライブくらいしか録っていないので、練習を録画して自分の手の動きなんかもチェックしたいですね。

 

 最後に

Mac自作PCのように、内臓ストレージは増やせませんが、基本ポートがThunderbolt4なので、PCIeレーン使うのと同じ接続ができるので、Thunderbolt4対応の外付けSSDケースを使えば、それなりの速さの転送速度でストレージを増やせます。

最大転送速度が40Gbps(5000MB/s)なので、Gen4の最大値は出せませんが、ミドルクラスのGen4 SSDでも意味はあるかなと思います。

 といって、SSDが少し前から大暴落という感じで

僕はプライムデーでこんなのも買ったりしてますが、これが今でも2TBで13000円くらいですから、最速系Gen4でいいと思います。

 世界情勢の問題で安くなってるだけなので、安かろう悪かろうではないですから、このLexerは有名メーカーですが、中はいわゆる蝉系なので、蝉系もapple純正が採用してるみたいですから、全く問題ないと思います。

 ブランドで安心を買うなら、僕が昔から使っているWDの最速Gen4だとSN850Xがありますが、それも今や2TBで二万ちょっとですから、十二分に安いですね。

 僕が昔買った前モデルのSN850の2TBは38000円くらいしてますからね。

 為替の問題含め、こういうの仕方ないですよね。

 そんなので待ってたらいつまでたっても何も買えませんからね。

 欲しい時が買い時です。
もちろん自身の予算内で。

 

 ということで今回も結構長くなってしまいました。

 ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。

 

 自作PC系は、今年はもう新世代のデスクトップCPUは出なさそうですし、GPUNVIDIAのRTX5000番台は25年という話もありますから、しばらく大人しめでしょうか。

 

 かわいいだけのPC作っても結局使えないので、ほんとに惹かれるケース出たら、なんか組むかもしれませんが、それもしばらく無さげです。

 

 音遊びカテゴリーを増やしましたので、そこでなんか書けるようになるかもしれませんが、先ずはリハビリ頑張らないとです。

 

 マイクラは鋭意進行中で、もうすぐいったん区切れるので、また近いうちにpart8上げます。

 

 ということで次回もよろしくお願いします。